失語

市井に生まれ、そだち、生活し、老いて死ぬまで

自分をアゲるもの ージェルネイル編ー

見境なく色んなジャンルに興味を持つことで定評のある私。
それでも、このコロナ禍において「本当に自分がアガるもの」がよくわかった気がする。

在宅ワークが主になって、本当にメイクをしなくなった。
肌負担は少ないんだろうけど”常にすっぴんの自分”ってやっぱりなんだか元気が出ない。単純に顔がボヤっとしてるのもあるし、人と話さないから表情もなんだかキレがない。

かといって、出かけないしZoomではフィルターかけられるしでわざわざばっちりメイクするほどの元気もない。
なんだか八方ふさがりになってました。

そんなときに自分のバイブルでもある安野モヨコ先生の『美人画報』シリーズを読み直した。(ハイパー・ワンダーと計3冊ある)

本当にセンスのいいモヨコ先生。描く絵もかわいいし紹介されてるアイテムも素敵だし果敢に様々な美容に挑戦していく姿には涙さえ出てくる。

それで、なんとなく心が楽になって「今できる美容で元気を出そうかな」と思えた。

とにあえずメイクアップアイテムは本当にときめいたものだけ買うとして、スキンケアや歯、爪、髪あたりのベースを一回見直してみよう、と。

 

まずはネイル。
ネイルって自己満の極みじゃないですか?

メイクやファッションほどのインパクトは与えないし、そもそもメンズからは「しないほうがいい」とまで言われる始末。

更にコロナになってしばらくはサロンにも行けないし、すぐはげるのが嫌でマニキュアすら塗らなくなって、爪の形もなんかいびつだし手元を見ても可愛くないしでどんどん興味が下降気味に。

だけど、重い腰を上げてネイルサロンへ行ってみた。
メンズの意見などどうでもいい。というか人の意見などどうでもいい。
自分がときめくことをしたかった。

派手なデザインは見るのは好きだが飽きるのでクリアカラー+ちょっとアートでシンプルに。

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色を選んで、デザインを選んでつるつるつやつやなネイルができあがっていく過程に本当にワクワクしたし、嬉しかった。

帰ってからもネイルを見てはルンとなるし、無言でタイピングしている仕事中も爪がかわいいと嬉しい。

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やったデザインの一部だけどどれも本当に気に入ってる。
ネイルサロンのお姉さんの、付かず離れずの距離感と技術も信頼してる。

 

足はセルフで真っ赤を塗るのが好きなんだけど、すぐグニャっとやってしまうのでこのトップコートを愛用してる。

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肌が白く見えるし、ちらっと目に入ると嬉しいので色素沈着しない程度にケアしながら塗ってる。

ネイルは心のカンフル剤。痛感した。