見ましたか?スーパーボウルハーフタイムショー。
前評判からすごかったけど、泣いちゃったよ。
わたしくらいの年齢(37歳)からしたら世代ど真ん中のメンツだったんじゃないでしょうか。
昔から音楽のジャンルに特にこだわりなくて、好きと思うもの何でも聞くってタイプだけど、ギャングスタラップは結構聞いた。
ナヨッとした雰囲気より男!って感じの見た目が好みってのもあるし、単純に流行ってたしね。
どんなジャンルでも1つだけにくくれるほど音楽は単純じゃないが。
まずいきなりのこれ。
割れんばかりの歓声が上がって即鳥肌。Snoop、ここぞとばかりにC-Walkしてましたね。
わたしはまずSnoopが大好きになって(特に見た目)、順番から言ったら逆でDREのことも知った感じ。
好きになってからはできる範囲で調べまくり人に聞きまくりCD買いまくり(レコードはよくわかんなくて数枚しか買ったことない)。抗争について学び、歴史について学び、新譜が出りゃ買い、ゴシップがあれば騒ぎ、イベントがあれば行き……そんな若者時代。
TSUTAYAでこれ借りたらただのポルノで衝撃を受け、
この映画見に行ったら客がわたしだけで、
この曲について大学の講義で分析して発表した。
昔ほど多くの時間聞かなくなった今でも、シュグ・ナイトの動向は気になるし、Snoopの料理本も欲しい。Nateの命日には何となく祈ってしまう。
発表されてなかった50centの登場もやばっかった~。In Da Clubと同じ登場の仕方爆笑したし、みんなも超盛り上がってたね。
顔は全然タイプじゃないが、ダイヤのピアスいいなーと思ってジルコニアのでかいの付けたりしてたなぁ。クレアーズで買って。
全部について書いてると終わんないから割愛するがね、EMINEM登場はなんだか泣いてしまった。急に色々なことが思い出されて。『8 Mile』思い出してブリタニー・マーフィーにも思いを寄せちゃったり。
EMINEMの曲って、どこか切なくて悲観的なものもあって、そこが好きなんだよな。ふざけた曲もたくさんあるけど。
今回やったわけじゃないが
この辺がおいら好きなんだ。
ニーダウンしてキャパニックの件に暗に言及したEMINEM。白人ラッパーのEMINEMが背負ってきたもの、伝えたいこと、色々考えてしまうね。
そんな彼ももう50歳だって。そりゃわたしも年取るわけだわ。
しっかしここまでの大舞台で1つのギャング色を思いっきり出してもOKって、アメリカって本当よくわかんないよな。言うなれば犯罪集団なわけですからね。
成り上がりや貧困からの脱出みたいなエピソードはもはや霞んで見えてしまうくらいの億万長者に上り詰めた彼らが伝えたいことってのはなんだろうね。
“成功してやったぜ、見てるか?”なのか。
彼らの若い頃とはきっと人権問題も様相が変わってきてるよね。黒人差別がなくなったとはミリも思わないが、ホワイトトラッシュや移民の問題もあるし、いわゆる黒人だけが弱者の代表ではないだろうしね。
考え続け、行動し続けることが大事だし、自分もそうでありたいな。
こちらで締めて頂いて。
ともあれ、学生時代に戻ったような思いでした。
この人の解説が詳しかったから興味ある人はチェックしてみてケロ。