失語

市井に生まれ、そだち、生活し、老いて死ぬまで

部屋について1

『GINZA』読んでたらお部屋特集だった。

 

インテリア…

インテリアについてみなさんどうしてますか?

子供の頃はお母さんの元に届く『ベルメゾン』のカタログが好きで好きで。「キッチンのタイルはこの色で、ベッドルームのカーテンはこのレースで、バターは琺瑯のケースに入れて……」なんて雑誌がボロボロになるまで妄想してた。

そして「なんでこのおうちはこんなにおしゃれなんだろう」って思ってたな。
大人になってハウススタジオで撮影するようになって、カラクリを知ったよ。もちろん本当にそういうシャレた家に住んでる人もいるがね。

 

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もう少し大きくなってからは、このシリーズが大好きで大好きで、全部集めて今でも大事に取ってある。
色遣いやインテリアのアイデアにワクワクするし、家族ごとのエピソードも楽しいの。

ELLE DECORとかも好きだし実際リフォームしたときはそっちを参考にするほうが多かったけど、やっぱりわたしはカラフルでかわいい雰囲気に惹かれるんだよな。雨の日でも元気が出るような。

 

でさ、まだ実家にいた頃はこれを参考に色々試行錯誤するがどうにも違う。客観的視点が希薄だからなぜなのかわからなかったんだよな。

今思うのは圧倒的に窓のつくり・巾木の色・天井の高さ・外の景色(これはどうしようもないが)が違う。
新築で親が買った分譲マンションだから部屋自体に個性とかもないしさ。

更に実家だから家具は自分で選べない。壊れなきゃ新調してもらうことなんてないし、親のセンスは好きだけど、当時だとそもそも売ってる家具の選択肢も少なかったから
何選んでも誌面のようにはならんよね。DIYとかできないし。

 

だから大学くらいでIKEAが来たときは衝撃だったな。

その後、2001年に日本再進出を決定し、
2002年7月に日本法人「イケア・ジャパン」を設立。

再進出一号店が「イケア船橋」となり、2006年4月24日に千葉県船橋市にあった屋内スキー場の跡地の一部を利用してオープンとなりました。
イケアストアオープンの恒例になっているテープカットの替わりの「丸太カット」も行われました。

次に、神奈川県横浜市都筑区ヤナセ横浜跡地を利用して、
二号店「イケア港北」が2006年9月15日にオープンしました。

日本におけるイケアの歴史 | イケアの最新家具カタログ

港北店めちゃくちゃ行ってた。

休みが合えば友達と車で乗りこみ、キッチュな食器やライト、見たことない色の寝具にテンション上がりっぱなし買いっぱなし。ホットドッグ食べっぱなし。

統一感とか考えてないから家に置くとまあしっちゃかめっちゃか。それでも“自分でインテリアを選ぶ”原体験としては強烈だった。

 

こういう天蓋買ってお父さんに天井ぶち抜いて付けてもらったり。傍から見たらめちゃくちゃダサいと思うけど当時はうれしくってね。

 

『時計仕掛けのオレンジ』とか『気狂いピエロ』の部屋にも憧れたな~。

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今でも憧れてるわ。特にベッドルーム。

ただ、かわいい色の寝具って本当に少ない!なぜなのか。
輸入ものだとやはりそれなりに高いしさ。

でもこれ欲しいな~。

この辺も良い。

 

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これはもう別枠だけど最高。
ベッドカバーキモ過ぎる。

 

続く。