失語

市井に生まれ、そだち、生活し、老いて死ぬまで

メンタルについて

みなさん、どうですか?
崩しがちですか?メンタル。

いえ、茶化したいわけではなく、みんなそれぞれ大なり小なりあるよね。心も体も。

自分のそういうことについて話すのは怖いけど、言葉にしてみようかな。

 

わたしの場合、本当にビビり、という性格がまず大前提にあると思う。
だから、子供の頃から遅刻や宿題・予習忘れなんかもほぼしたことないし、今でも基本何でも前倒しで進める。とにかく先手を打てるものは絶対にそうする。
大人になってだいぶ面の皮は厚くなったものの、人にどう思われるかをすごく気にする子供だったと思う。

で、なんでそうなったのかな~と考えると、お母さんが病気で“長い間入院してた”ってのが一つかなって大人になって気付いた。
1番大変でつらかったのはお母さんだし、これは誰が悪いって話でもなくて。

ただ、甘えたい盛りの幼少期に、お父さんはお金を稼ぐことに必死だからほぼ不在で、お母さんの入院費、社員の給料、それに幼いわたしたち(弟もいるので)もいて本当に大変だったと思う。今思えば、子供相手にどういう態度を取っていいかわからなかったってのもあっただろうな。
自分にとってはだいぶ大きくなるまでかなり怖い存在だった。

その分、おじいちゃんおばあちゃんが面倒を見てくれるし、ものすごく優しかったけど、「お姉ちゃんだから、弟の面倒ちゃんと見なきゃ」とか「自分がちゃんとしてないとお母さんは帰ってこないんじゃないか」って思い詰めてた。
子供ってそういう自己暗示をかけやすいと思う。大人ほど周りも見えてなければものも知らないしね。

その数年間くらいの“ちゃんとしなきゃ”がベースで大きくなったとこはあると思う。

 

で、それでもなんだかんだその性格と紆余曲折ありつつ付き合いながら学生時代を過ごし大人になり。泣きながら仕事もし。

 

そんなある日、仕事の途中で全然耳が聞こえなくなったんだよね。飛行機が離陸するような感じで、ツーン!ってなって。

でも忙しいから病院なんか行ってる暇も余裕もなくて、本当にいよいよやばいぞ、ってなってから受診したら突発性難聴だった。


この突発性難聴、初めてなったから当然わかんなかったけど、初動が超大事で。
おかしい、と思ってからできれば48時間以内、遅くとも1週間くらいで受診しないと完治しづらいと言われてて、わたしはまんまと今も耳が悪いです。

発症後1週間以内に、それらによる適切な治療法を受けることで、約40%の人は完治し、50%の人にはなんらかの改善がみられます。ただし、治療開始が遅れれば遅れるほど治療効果が下がり、完治が難しくなってしまうので、注意が必要です。

突発性難聴について | e-ヘルスネット(厚生労働省)

 

もはやわたしは突発ではなく、普通の難聴。
日常生活で聞こえない、会話に困るということはあまりないけど、気圧や体調で耳詰まりや耳鳴りがひどくなる。時には激痛を伴うことも。

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で、この突発性難聴、曲者なのが
“原因がよくわからない”ことが多いので、“ストレスや疲れのせいだろう”と診断されて、内服液やステロイドと共に当時はデパスが併せて処方されてました(同じ時期に似たような症状になった友達にも処方されてたので、珍しいことではなかった)。

デパス、みなさんご存じですか?
メンタルの薬だと1番メジャーなのでは?

簡単に言えば向不安薬、不安や緊張を和らげる薬です。

肩凝りがつらい、とかのレベルで内科でも耳鼻科でも出せるくらい汎用性のある薬だったんだよね。

で、当時私は他の薬と一緒にこのデパスも言われた通りずっと飲んでたわけ。どういう薬なのかもよく知らずに。

 

長くなっちゃったから続く(デパスを悪者扱いする記事ではないからね、念のため)。