失語

市井に生まれ、そだち、生活し、老いて死ぬまで

映画・ドラマ録『完璧な他人』『結婚作詞 離婚作曲』

Twitterで見かけて『完璧な他人』鑑賞。

イタリアのアカデミー賞に当たるダビッド・ディ・ドナテッロ賞で作品賞、脚本賞を受賞し、フランスでもリメイクされたイタリアのブラックコメディ「おとなの事情」を韓国でリメイク。
豊胸整形医のソクホと精神科医の妻・イェジンの新居に仲間たちが集まった。メンバーは亭主関白の弁護士と貞淑な専業主婦の夫婦、新婚のイケメン社長夫妻、新しい恋人を連れてくるはずが1人での参加となった教師。
新居である高級マンションで久しぶりに顔を合わせた彼らは、再会を喜びながら、楽しい時間を過ごしていた。互いの友情や夫婦愛を確かめ合う会話で盛り上がった彼らは、自分たちの間には隠しごとがないことを証明しようという流れに。そこで7人がおこなったのは、スマートフォンに届く電話やメールを全員に公開するため、それぞれがスマホロックを解除することだった。
次々とスマホに届く着信やメールにより、和やかだった夜は一転して修羅場へと化していく。

完璧な他人 : 作品情報 - 映画.com

おもしろかったー!

場面がほとんど変わらないので舞台を見てるような感覚。
テンポいいし、ドロドロの人間劇ながらコメディ要素もかなりあってあっという間の2時間。

こういうのは「そんなことあるか?」ってリアリティを求めるより頭すっからかんにして楽しむのがいいね。嘘ついてる時の目くばせや仕草がうまくってのめり込んじゃった。すごいね役者は。

オチは賛否両論あるだろうが、あまりそこは重要じゃないかな、と個人的は。
元はイタリアの作品だし、各国でリメイクされてるらしいので他も観てみたい。

 

「それが好きなら『結婚作詞 離婚作曲』も好きだと思うよ~」との友の一声で見始めました。

韓国ドラマ、長い。しかもまだ終わってないのでちょっとひるんだけど、確かに面白いね。
唐突な場面切り替えとか大げさすぎるだろって演技とか、楽しい。なんとなく『牡丹と薔』感。懐かしい。

 

2作品に共通してるのが“愛している人の裏の顔”だと思うんだけど。
このテーマがヒットするってことはある意味すごくありふれた出来事でもあるんだよな。

家族だろうがどんなに愛していようが、結局人間は一人で、ほかの人間は他人で、孤独なものなんだと思う。
これは諦観ではなく、事実として。

それを受け止めた上で、相手を大事にしたらいいんだと思う。“孤独”は恐れるとその通り怖いけれど、“孤独”と共に生きていけるように思考していきたい。
言葉でいうほど簡単なことではないけれど。

 

偉そうなこと言ったところで韓国つながり。

ずっと食べてみたかったビビン麺

ソースを絡める前だから麺が白い…

甘みが強いものの思った以上に辛いので具はたくさん入れることをお勧めしますわ。

さて、わたしは続きを見てくるわね…。