失語

市井に生まれ、そだち、生活し、老いて死ぬまで

クリスマス映画

クリスマスですね…!

この時期にしか見ない映画ってのも、なかなかいいんだよな。ベタだけど結局好きな映画たち。

1.ラブアクチュアリー

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ブリジット・ジョーンズの日記」「ノッティング・ヒルの恋人」「ビーン」の脚本家兼製作者リチャード・カーティスの監督デビュー作。クリスマス間近のロンドンを舞台に、英国首相からプータローまで、老人から11歳の少年まで、さまざまな職業と年齢の男女19人が織りなす群像ラブ・ストーリー。米国大統領役のビリー・ボブ・ソーントン、老いた元ロックスター役のビル・ナイ、店員役のローワン・アトキンソンなど個性派俳優も共演。

わたしオムニバスもの結構好きで、特にラブアクチュアリーは大好き。

クリスマスの街並みや豪華な俳優陣だけでも見てて楽しい!最初はそれぞれのストーリーを追っかけるだけでも忙しいが。

色んな愛の形があるんだなっていうのもその通りだし、見終わったあとにいくつもの感情が渦巻いて、うれしくて楽しくて、そしてなんとなく切ないような、クリスマスにピッタリの映画だよほんと。

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このシーン、きれいごとだけで語っていいわけじゃないかもしれないが、世の中にはこういう愛もたくさんあるんだろうなって思う。

コメディ要素もたくさんあって、切ないけど最後には元気が出る映画だと思う。

 

2.ゴッドファーザー PART I 

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ゴッドファーザー、擦り切れるくらい見てる映画。(今、擦り切れるって言わないよって言われたがいいの)

ご存じの通りマフィア映画だけども、ドンパチっていうよりは人間ドラマだよな。血族の話であり、血を超えた繋がりの話でもある。

ゴッドファーザーはNYの街並みがたくさん見られるのもいいんだよなぁ。

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マイケルとケイがクリスマスギフトを買いに行くシーン、デコレーションされた街並みにキラキラのラッピング、浮足立った人たち…何度見てもワクワクするんだ。(このあとマイケルが鬼になっていくわけですが)

はーあ。この曲最高だよ。AppleのCM Ver.も好きだし全部好きだ。
ゴッドファーザーのこと話しだすと止まらないからほどほどにする。が、心から愛してる映画です。

ゴッドファーザーと言えば、今敏『東京ゴッドファーザーズ』もクリスマス作品の名作だね、大好き。

 

3.キャロル

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52年、冬。ジャーナリストを夢見てマンハッタンにやって来たテレーズは、クリスマスシーズンのデパートで玩具販売員のアルバイトをしていた。彼女にはリチャードという恋人がいたが、なかなか結婚に踏み切れずにいる。ある日テレーズは、デパートに娘へのプレゼントを探しに来たエレガントでミステリアスな女性キャロルにひと目で心を奪われてしまう。それ以来、2人は会うようになり、テレーズはキャロルが夫と離婚訴訟中であることを知る。生まれて初めて本当の恋をしていると実感するテレーズは、キャロルから車での小旅行に誘われ、ともに旅立つが……。テレーズ役のマーラが第68回カンヌ国際映画祭で女優賞を受賞した。

これはわりかし最近見たんだけど、そのときケイト・ブランシェットに激ハマりしてたからで。

結果的に話もとても好きな映画だった。おケイトさまもルーニー・マーラも最高です。クラシカルな服装もステキ。

しかし、ただのクリスマス映画、ファッション映画、レズビアン映画と侮るなかれ。
異性か同性かなんて話よりも(重要な要素ではあるが)好きという自然発生的な気持ち、そしてその感情にどこまで奔放になってよいのか、境界線があるとすればそれはどこで一体なぜなのか。

Carol (Original Motion Picture Soundtrack)

Carol (Original Motion Picture Soundtrack)

カーター・ヴァーウェルがやってるスコアがまたいいんよ。より雰囲気を盛り上げ、切なさ最高潮。
わかりやすい映画ではないから好き嫌いは分かれるかもだが、女友達に勧めたいなと思う映画です。

これ、今知ったんだけどイタリア版すごいな!

 

今年は何本クリスマスまでに見られるかな~。