失語

市井に生まれ、そだち、生活し、老いて死ぬまで

加齢と美容

この人のファンかどうかは置いといて、本当にこういうの多くない?

そこそこ年齢を重ねてきた人が美容を頑張ってると叩かれる構造ってなんなんだろうね?

①美容=モテだと思うから結婚もして子供もいるのにまだモテたいの?の気持ち
②同じ世代でも経済面などで自分はここまでできないという僻みから
③きれいでいたい=若く見られたいだと思うから若い世代と張り合うなんてみっともないという気持ち
④美容なんて贅沢だの気持ち
⑤老いに抗っているように見えるさまがつらい
若い女性には価値があるがそうでない女性にはないという価値観

+実際きれいだとか若いだとか褒められてるのが気にくわない

みたいな?なぞ。

 

かくいうわたしも37歳。
平均寿命で言ったら若いけど、世間的には十分ババアと言われる可能性のある年齢。
というか寿命に対して若いと言われる期間のえげつない短さよ。小学生が終わった途端、あと20年もすればもう中年の仲間入り。
さらに女性は、もう人妻なんだから、母親なんだから、も加わる。

その呪縛はすごいもので、この歳になってみて自分が思ってた以上に「さすがにこの色はやばいかな…」とか「この髪型はイタいかな」とか無意識にでも思ってしまう。

前から言ってるように”自分の好きな見た目を貫く”と”上品さを欠かない”のバランスってすごく難しい。
でも、そこが納得できる状態であれば正直人からどう思われようがどうでもいいな、と思う。(清潔感が大前提なのは言うまでもなし)

そして人にいちいち固執をしない。簡単にはできないかもだが、具体的な迷惑を被ってないかぎり相手が何してようがどうでもいい。

「若くて可愛くて羨ましい!」「あの人きれいだからわたしも頑張ろう~」はよくても、「どうせ若いだけで何もないんでしょ」「ハッ!年甲斐もなく頑張っちゃって、みっともない」にはならない。そうでありたい。

 

わたしが美容をやる理由は、ズバリ、自分が気持ちいいから、です。

 

片想いの人でもいたら、その人のために美容を頑張るというのも大事なファクターになるよね。

わたしの場合はタイピングする爪先を見たときに「ネイルかわいい♡」とか写真に撮られた肌が「いい艶してる~」とか自分が思えるのがウレシイ。会社の鏡に映った自分のメイクがきれいにできてたらウレシイ。
もちろん人に褒められてもウレシイ。

あとやっぱりきれいになるためになんかしてるって、楽しいんだよね単純に。
なぜなのかと言われたらよくわからない。実際にきれいになってんだかわからないことも多い。でも楽しいのさ。
楽しいことをするのはいいことだ。
だから、これからも美容は続くよどこまでも。

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こういうことやってやって生きていきたいんよずっと。

もちろん外見ばっか頑張っててもダメよ。常に勉学すべし。(自戒)