失語

市井に生まれ、そだち、生活し、老いて死ぬまで

低脂質でおすすめ食材

 

本当に徐々にだけど、体が変わってきました。
何事も継続ですわな、結局。

激しい食事制限をしてるわけじゃないので、ガクッと体重や体脂肪が落ちることはないけど、長い目で見たらそのほうが健康的。
とはいえ、何も成果が感じられないとモチベーション下がるから、「あれ、ちょっとだけ足すっきりしてる!」とか「体が動かしやすい」とか、ほんの少しの体感もオーバー目に意識してる。

トレーナーも「意外と体感て当たってますよ!」って言ってたしな。

 

そして、「体作りは食事が7~8割です。運動ももちろんめちゃくちゃ大事だけど、食事を改善することが基本です。」と。

なんとなくわかってきたよ。

記録してくと、最初のほうよりレシピにレパートリーが増えていくのがわかる。

“トレーナーに怒られたくない” “でも絶対おいしいものが食べたい” “それなりに満腹になりたい”の執念がせめぎ合い、頭をすごく使うようになった。

 

今のところあると助かる~と思った食材たち。

玄米パック

おいしい寝かせ玄米、今半額になってるから買って!

玄米が体にいいことは重々承知だが、いかんせん炊くの難しいし、家族は食べないしで米自体を買うのはためらってました。

なので手間やコスパ、日持ちを考えるとパックのほうがわたしには合ってた。
寝かせ玄米が本当においしいからおすすめだけど、スーパーに売ってるマルちゃんのやつでももちろんOK。

腹持ちもいいから多少食事量落としても「お腹空いて死にそう…」にならなくて済むのもありがたい。やってみてわかったけど、やはりパンはお腹すくね。

なのでどうしてもパンがいい!ってとき以外は食べてない。たまに食べるほうがありがたみも増すので。

バナナ

万能すぎる、バナナ。

サクッと小腹は満たせるし、エネルギー源にもなればカリウムでむくみもケアできるし、脂質も低い。甘いもの欲も満たせる。安い。

房から外して1本ずつラップ、冷蔵庫に入れておけば日持ちもするよ!皮は黒くなっても中身は大丈夫。

オイコス

本当に何度助けられたかわからない。

朝ごはんはちゃんと食べてねって言われてるのだが(朝昼に炭水化物しっかり、夜は炭水化物なし)、なかなか食欲がわかないときもあり。
そんなときはこれとオリゴ糖、フルーツでとりあえず一食。

高たんぱく低脂質で満腹感出るので夜にお腹が空いてしまったときにも。加糖や味付きのものより、自分で好きにできる無糖プレーンが好きです。

きのこミックス冷凍

安売りになってるきのこを種類問わず買ってきて混ぜて冷凍ストック。
これ、めちゃくちゃ使える。

きのこはかさ増しにも栄養価アップにも役立つので1日のうち一食は入れる。かなりたくさんあってもあっという間になくなるよ。

そして冷凍後調理したほうが味が染みておいしくなるので一石二鳥!

おでん

目から鱗だったのが、“練り物は意外と脂質が低い”という点。

昔からおでん大好きで自分でもよく作るんだけど、「野菜とこんにゃくはいいけど、ダイエットに向かなそう…」と勝手に思ってた。でも、練り物食べられないってさすがにつらいじゃない。

ふと成分表調べてみたらいけるー!!ってなって。めちゃくちゃうれしかった。
これだけだと栄養偏るので、上のきのこや、野菜をグリルで焼いてから入れたりしてバランス取ってるよ。

特に夜は炭水化物取らないから、暖かくて満足度高いおでんがストックされてるとかなりありがたいです。

 

ちょっと長くなったのでまた次回に。

国立新美術館 李禹煥展、気持ちよかった

国立新でやってる李禹煥の展示行ってきました。

有給使って平日AMに行ったのでガラ空き。1区画あたり一人、って感じで悠々と見られてとてもよかった。

李禹煥日本大学文理学部哲学科でわたしの大先輩。
その大学で彼についての講義を受けてから、ずっと大規模で見てみたいと思っていた芸術家の一人。

 

会場では音声ガイドがまさかの無料!
中谷美紀のナレーションで作品が見られてとても楽しい。李禹煥本人の声も聴けました。

直島のほうに行ったことがないので比較はできないけど、大都会に佇む作品、気持ちよかった。
向かいのマンションから見放題で、うらやましかった。

<関係項>という作品が入場からズラッと並んでいて、改めて彼の作品は“関係”が主軸になってるんだなと。

石とステンレス、カンヴァスと絵具。
作品と自然、見る人と視線。

色々なものとの関係すべてが作品になっている。

 

カンヴァスの作品はわたしはあまり好みではない…というか、よくわからない、に近かったんだけど、このインタビューを聞くと腑に落ちる箇所が多かった。

ともかく、藝術は実際に勉強して見る以外どうしようもないとは思うのでベラベラしゃべるのはやめるけど、あの気持ちよさはぜひ体験していただきたいな、と感じた次第。

 

そして会場で大学時代の恩師を見かけて腰から崩れ落ちるかと思った。

元気そうで何よりでした。
彼がいなかったら私はここまで藝術を学ぼうとは思っていないと思うので、感謝。

平日の奇跡に胸躍らせつつ茶しばいた。

黒川紀章に囲まれてテラスでコーヒー。
これもまた気持ちがいい。

 

誰かと行って感想を言い合うのもいいけれど、一人でゆっくり見るのが素晴らしい。

映画録『恋する惑星』

「スクリーンで王家衛の作品を観たい。」

そう願い続けてきました。

ついに叶うときが。

新宿が良かったものの、行ける時間は満席!素晴らしい。
背に腹は代えられないので、普段は苦手な池袋にあるグランドシネマサンシャイン 池袋まで行ってきました。

はじめて行ったんだけど、すごいでかい&広くてびっくり。

 

わたしが観たのは『恋する惑星』。
DVDや配信では何度観たかしれない。

刑事223号は、別れた恋人が好きだったパイナップルの缶詰を買い続けていた。だが、彼女を忘れるため、バーの片隅で出会った金髪の女性に声をかけて一夜を過ごすことになる。
その頃、刑事223号もよく立ち寄る小食店に新しい店員が入ってくる。新入りのフェイは、夜食を買いに来た警官663号に恋心を抱き、偶然手に入れた彼の家の鍵で部屋に忍び込み……。

『WKW4K ウォン・カーウァイ4K 5作品』オフィシャルサイト

なんだろうな。

みんなが好きだろうなとも思わないし、??ってところもたくさんある。
それでも、この映画が持つ熱量のすごさを改めて感じた。

 

わたしは心の底から九龍城が好きで、返還寸前の香港そのものに並々ならぬ憧れを抱いている。その街並みを見せてもらえるだけでも感涙ものだよ。

原題は『重慶森林』。重慶マンションを舞台に描かれる二つの恋の物語。
でも“恋愛もの”ではないよな、確実に。

よだれ出そうになる

出てくる人みんなとち狂ってる(ミッドナイト・エクスプレスの店主だけはまともか?)。
それなのに、色に、音に、表情に、何もかもに引き込まれてしまう。

 

でかい画面で観られて本当に良かった。

 

昔はトニー・レオンの色気にとにかくあてられてたが、年取ったせいなのか?
金城武の子犬のような奔放さがそれはもう魅力的で魅力的で。あの年頃にしかない刹那的ななにか。

顔やスタイルの良さは大前提として、あの桃の薄皮のような肌やコロコロ変わる表情、悪びれもなく甘える仕草、たまに出る日本語……死。
でも爽快な死です。

 

みんなフェイ・ウォン大好きだけど(ファッションが90年代!って感じで素敵よね)わたしはブリジット・リンが格好良くて好きです。マノロ履いてるとこも好き。
まあ、全員最高なんだが。

 

これからも宝物であり続ける作品だな。
ノルウェイの森も読み返そう。

今回のメガ割購入品

最近ベースメイク事情がだいぶ安定してる。

ちゃんとやる日はespoirかポルジョの下地、&beのファンシーラー、NARSのリキッド。
在宅勤務中は、日焼け止めだけ、ベースだけ、MiMCのリキッドーリーだけのどれかって感じ。

 

今はとにかくNARSがお気に入り。

自分が大切にしたい要素のバランスが本当にいい。
塗りやすい、カバー力そこそこある、艶感が綺麗、肌負担を感じない。

よっぽどなものが現れない限りリピートするだろうな。

 

しかし飽き性なわたしは「でもなんか他も試してみたい…」となり。
メガ割にかこつけてこれポチってみました。

もともと神崎恵氏が使ってるの見て、フ~ンと思ってたんだよね。

 

だいぶ前にクッションファンデが爆流行したとき、メジャーどころのMISSHA使ってみたものの、うまく塗れない&衛生面が気になる&肌荒れで即使用中止。いい思い出なくて。

でも、下地もすっ飛ばして取り急ぎパパっとそれなりに見せられるの楽でいいな~ってのと、最近大人ブランド(クレドとか)でも割とクッション評価いいので再度気になっていた次第。旅先でちゃんと肌作るの面倒すぎるし、時短ファンデとしても欲しいな~と。

 

このespoirのは割引で2,000円以下で買えたのでお試し気分でポチ。

Qoo10て商品ページが複雑すぎてよくわからんくて買ったらなんかめちゃくちゃついてきて笑った。でかいの1個のつもりだったのにミニとか下地とかブロマイドとかついとる。

塗った感じとしては「簡単に均一肌になれて楽ー!」。ほんと、とにかく楽。

衛生面は使い捨てのパフにし同じ面は2度つけないようにして対応。カバー力もちゃんとあって割とマット感ある仕上がり。
全然べたつかないので真夏にあったらよかったな。

ただ、どうしてもクッション特有ののっぺり感は出るので全顔仕上げるのは難しいかな…。
あとやはり色選び。相当白いだろうなと思ってはいたけど、それ見越して色選びしても若干白い。

アイボリーにしたけど1個下でもよかったな。

しかし色々踏まえても楽さと価格を考えたらいい買い物!
荒れに関してはもうちょい長く使わないとわからないけど、問題なければ旅行先や時短ベースとして使いたいな~。

 

そんな感じで今回のメガ割はこれだけ!スキンケアも気になるけどもうちょい情報収集して次回かな。

そんで、この調子だとデパコスのクッションも気になりますね。

 

もちろん肌自体を良くしていくのも忘れずに、なんだが、
脂質制限のうれしい誤算で肌質が良くなった!

やっぱり摂りすぎだったんだね。なんとなくでの「そんなに揚げ物食べないし」「野菜と魚ばっかりだし」は全然アテにならないことがわかったよ。数値化するって、何事も大事。

メイク、スキンケア、美容医療ももちろん大切だけどやはり基本は素肌をよくしていきたい。

映画録『2つの人生が教えてくれること』

2つの人生が教えてくれること』見ました。

大学の卒業式の夜、妊娠検査薬を使ったナタリー。
妊娠していた場合と、していなかった場合。彼女の人生は2つに分かれ、並行してそれぞれの物語が展開する。その行く末に待ち受けるものは?

率直な感想としては、とにかくリリ・ラインハートと、親友役で最近引っ張りだこのアイシャちゃんがかわいい。
リリの顔がかわいすぎてたまに話忘れてそっち見てしまう、それくらいかわいい。

あ、服やメイク、ヘアアレンジも見てて楽しいよ。
アイシャちゃんとの好みの違いの描き分け方がよかった。

 

内容はあらすじ通り、予期せぬ妊娠で子供を産んだ場合、妊娠はしてなかった場合で2つの人生が進んでいくある意味オムニバスもの。

さすがに「そうはならんだろ」「そんな甘くはないだろ」っていう箇所はあるし(いうてもコメディなのでね)傑作とは言えないかもしれないけど、全体を通して明るく前向きなタッチで描かれてるので鑑賞後の爽快感はよかった。

 

女性として生まれた以上、直視したくなくても無視できない自分事としての“子供”の問題。

でも、妊娠や子供のせいですべてを諦めて人生を捧げる必要はないし、子供がいないことや欲しいと思わないことが不名誉なわけでもない。

 

どちらも言うのは簡単だし、経験者にしかわからない気持ちがあるのは大前提として、“どんな人生にもリスペクトと思いやりを”という、1番大事な部分は変わらないよな、と思ったよ。

リリがかわいいだけでも見る価値ありの作品でした。